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ワカタネのホリデーパーク住人 退去を求められる

ワカタネのあるホリデーパークにて、長期間パークを住処としていた住人が、カウンセルから立ち退きを要請された。

ホリデーパークに住んでいるのは約30人くらいで、最長で5年の住人がいる他、また4歳の女の子を抱え、ステートハウスの空きを待っているカップルもいる。

これらの人々は、ホリデーパークを出てゆけば他に行くところがない。仕事だけでなく、社会的なつながりも失ってしまう。

多くの人はクルマを持たず、移動手段がないので、ワカタネ市内唯一の本ホリデーパークだけが、町へのアクセスが容易にできる場所だ。

何年も住んでいる人たちにとって、キャンプサイトの住人は家族も同然。

「私たちはお互い助け合っています。ワカタネも好きだし、とてもいいコミュニティです。ここを追い出されたら、住居不足の今、行くところがありません」と、キャンプサイトに3年間住んでいるある住人は語る。

カウンセル側は、住人に直接立ち退きを要請したことは否定しており、あくまで宿泊に関する法律が変わったことによる影響と説明している。