ブロムリーに設置されたコンポストプラントが悪臭をまき散らし、近隣の住民にとって大きな問題となっていた。
クライストチャーチ・カウンセルは、この開放式プラントを完全密閉化するためにNZ$21.5ミリオンドルを費やすことを決定した。プラントから2キロ離れた位置に住むヴィッキー・ウォーカーさんは、同じ場所に23年住んでいる。「まるで嘔吐物や死んだ動物のようなひどい臭いです。いつもというわけではないですが、汚臭がする時は一日が台無しになります」と、ウォーカーさん。プラントがレストラン等の商業用生ごみを受け入れ始めた3年前くらいから、悪臭はますますひどくなったとのこと。住民はカウンセルの決定を喜んでいるが、本案件の実行を後押ししてきたローカル・カウンセラーは、「この10年、近隣の住民にとって悪臭は大きな問題でした。そもそもこの場所にプラントを作るべきではなかったのです。過ちを繰り返さず、今度は正しく対処すべきです」と、念を押している。先月はこの悪臭に対して742件の苦情が寄せられているとのこと。
クライストチャーチ・カウンセルは、本プラントを運営しているLiving Earth社と交渉を開始し、可及的速やかにプロジェクトを進める計画である。
今年の4月5月、ニュージーランド全国ロックダウンに伴いGDPは12.2%落ち込んだが、農業、林業、漁業はわずかに2.2パーセント減に抑えられている。タラナキのダミエン・ロパーさんは420頭の乳牛を飼育するタラナキの農牧家だが、パンデミックが彼のビジネスに及ぼした影響は小さいという。「牛乳は毎日収集されていたし、電気関連でトラブルが起こっても優先的に修理される。ロックダウン中もほぼ通常通り仕事ができた」Yummy Apples社のマネージャー、ポール・ペインターさんは、農業がこの国の成長を促進する希望の星だと考えている。ただし収穫期が近づくにつれ、今年は海外からの労働力に頼れないことを憂慮している。
ホークスベイでは、約1万1,000件の求人が出ると予測されている。
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