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オークランド警戒レベル1緩和に向かう

ジャシンダ・アーダーン首相は、今週中にオークランドもレベル1へと警戒を緩和すると発表した。

首相はZoomを通じて内閣とオークランド警戒レベルに関してレビューを行い、市内のクラスターが充分にコントロールされていることを再確認した。このクラスターからは179件の新型コロナウイルス陽性が出たが、この10日間は発生がない状態。クラスターが消滅した可能性は95パーセントという調査結果が出されたとのこと。「多くの国民、とくにオークランドに住む人々にとっては辛い期間でした」と首相は述べた。

国会は、10月7日オークランドもその他全ニュージーランド同様にレベル1に緩和することを決定した。

今年の4月5月、ニュージーランド全国ロックダウンに伴いGDPは12.2%落ち込んだが、農業、林業、漁業はわずかに2.2パーセント減に抑えられている。タラナキのダミエン・ロパーさんは420頭の乳牛を飼育するタラナキの農牧家だが、パンデミックが彼のビジネスに及ぼした影響は小さいという。「牛乳は毎日収集されていたし、電気関連でトラブルが起こっても優先的に修理される。ロックダウン中もほぼ通常通り仕事ができた」Yummy Apples社のマネージャー、ポール・ペインターさんは、農業がこの国の成長を促進する希望の星だと考えている。ただし収穫期が近づくにつれ、今年は海外からの労働力に頼れないことを憂慮している。

ホークスベイでは、約1万1,000件の求人が出ると予測されている。