オーストラリアでの火災消火活動に参画しているニュージーランドのボランティア消防士たちは、ニューサウスウェールズ州のクィーンビーアンに駐留している。
史上最悪となった今回の火災では、数千ヘクタールの土地が焼かれ、何百万もの野生の生物の命が奪われている。
彼らの活動の様子を、消防士の1人が語っている。「通常は2時間運転した後、1時間歩いて火災現場に到着します。何が起こるかわからないので注意が必要です。例えば昨日は、小規模のスポット的な消火で比較的穏やかな活動と予想されていましたが、始めてみると非常に厳しい事態であることが判明しました」
ニュージーランドは10月以降、消火活動支援の消防士を交代でオーストラリアへ送り続けている。そのほとんどがボランティア消防士だ。
現在は5つのチームで、1日14時間~16時間の活動も珍しくないという。