公正取引法(Fair Trading Act)への違反として、通商委員会が、チケット転売サイトViagogoを訴えた事件で、高等裁判所では、通商委員会の訴えを棄却した事が明らかとなった。
通商委員会では、2017年よりViagogoでの苦情被害が400件以上にも及び、ウェブサイトの内容が消費者を誤認させる行為があったとし、Viagogoウェブサイトを差し止めするよう裁判所へ訴えていた。
しかし、通商委員会は、今回の事件によって、Viagogoの評判について人々に知れ渡ったことで、今後消費者によるViagogoの利用を遠ざけるきっかけになったのではないかと判断している。