消費者保護協会 Commerce Commission は、チケットオークションViagogoに対し、公正取引法にFair Trading Act (FTA) に違反していると訴えたことが明らかとなった。

スイスを拠点とするViagogoは、世界中のイベントやコンサートチケットの売買オークションサイトで、日本語のウエブサイトもある。公式なチケット販売業者として認められていないのにも関わらず、同サイト上や広告内容により消費者を正規の値段及び本物保証のイメージを持たせてしまい、これはFTAに違反しているとした。

このニュースを受け、Eventfinda やTicketmasterなどイベントやチケット業者グループはミーティングを行い、チケットの転売や再販売に関する問題についての対策を行った。

消費者団体Consumer NZでは2017年よりViagogo 関連の消費取引で400件以上のクレームが届いており、その多くが偽のチケット売買が行われたというものだという。

このサイトで法外といえる値段でチケットを買わされたという被害者も多く、UKやオーストラリア等他国でも訴えられている。