タスマンで燃え広がった火災のため、自宅から避難していたウェイクフィールドの住民2500人に避難解除が告げられた。
火事が町から2キロに迫った時点で避難命令が発動され、二度と自分の家を見ることができないかもしれないという不安を抱いていた住民たちは、安堵に胸をなでおろしている。
スティーブ・アレンさんとその妻は、友人宅に身を寄せ3日間を過ごした。「避難するとき、大事なものを鞄に入れながら、最も価値のある『家』を持っていくことのできないもどかしさを味わいました」と、自宅に帰ったら、まずワインで乾杯しリラックスする。とのこと。
イアン・サザーランドさんが家に帰って最初にした仕事は、「避難しました」というサインとなったピンクのバツ印を、窓ガラスからふき取ることだった。「なかなか取れなかったよ。あとは、持ち出した荷物を片付けることだけど、また何かあるかもしれないから、全部は整理できないね」とコメント。
町の食料品店Four Squareのオーナー、フィル・ベルさんは早くも店をオープンし商売を再開した。まず、消費期限が過ぎたり、ダメになった商品を処分した。
開店してから最も売れているのが、パンと牛乳に次いで、ビールやワインであるとのこと。