ニュージーランド航空は、ロサンゼルスからオークランドへのビジネス・プレミアムの乗客に、アメリカ生まれの「Impossible Burger」を提供すると発表したが、国民党のネイサン・ガイ氏がこれに不満の声を上げた。
「Impossible Burger」はアメリカで開発され、約2,500のレストランを持つチェーンで給仕されている。このハンバーグは、「ヘム」と呼ばれるマメ科の根から作られる鉄成分を基盤とし、牛肉のような匂いと味が売り物の植物性の合成肉で作られている。
ガイ氏は「ニュージーランドは世界で最も美味しく、遺伝子組み換えやホルモン剤使用のない安全な製品を生産している」とツィッターに投稿した。国家的航空会社は自国の優良製品を世界に発信すべきであると、その是非をツイッターで投げかけた。
ニュージーランド航空は、10月末までロサンゼルスからオークランドへ周航するNZ1とNZ5で、このバーガーを給仕する。