南島名所の一つフォックス・グレイシャーで、観光用ヘリコプターが墜落し、パイロットと乗っていた6人の旅行客が亡くなる事故があった。亡くなった観光客は、オーストラリア人と英国人と認識されている。
パイロットはクィーンズタウン出身で、フォックス・グレイシャーに在住したいた。墜落した場所の地形と悪天候により、遺体の収容は難航している。事故の原因の詳細は調査中だが、天候がその一因であると考えられている。
パイロットのMitch Gameren氏は、夏場を中心にニュージーランドで観光ヘリのパイロットとして勤務し、夏場以外は海外で働いていた。Gameren氏の家族の話だと、今年もマレーシアでレスキューヘリコプターの仕事を終え、先月ニュージーランドへ戻ってきたばかり。そのためパイロットとしてのキャリアも長くスキルは高いという。国内のヘリコプターによる事故は今年に入ってからこれで4度目。
ヘリコプターは、Alpine Adventures社が所有しており、同社はフォックス・グレイシャー、フランツ・ジョゼフなどでもヘリコプター観光サービスを運営している。