オーストラリア人一家の乗ったキャンパーバンが、マスタートンのヘンリー・レイクに突っ込む事故があった。
この家族は、両親と3歳から16歳までの4人の子供たちで、前日にマスタートンに到着した。警察によると、母親が足を伸ばそうとして車外に出、運転していた父親もそれに倣おうとしたが、ギアをドライブに入れたまま、ブレーキがかかっていない状態であったクルマは、5人を乗せたまま湖に突っ込んだという。
静かな湖畔は、警察、消防車、救急車が到着する大騒ぎとなった。消防隊員が、湖のぬかるみを20メートル歩いてキャンパーバンに近づきロープにつなぎ、父親と子供たちはカヌーにつかまって無事に岸までたどり着いた。騒ぎのわりに子供たちは冷静で、怪我もなく、病院への搬送は不要と判断された。
いつも水鳥に餌をやっている近所に住む女性は、「キャンパーバンが水鳥と一緒に湖で休んでいる光景に驚きました」とコメントした。