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第1回 二年越しに叶った留学までの道のり

『学生ビザを片手にやってきた、私が送るニュージーランド生活』の記事一覧へ

今回は、私がニュージーランドに来るまでの経緯と費用についてご紹介します。

はじめまして!

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私は今、半年の語学留学の為に大学を1年休学してニュージーランドにやって来ました。私がニュージーランドに留学したいと初めて思ったのは高校3年生の時でした。その当時、英語は受験をパスする為の1つの科目としてしか捉えていませんでした。しかし英語の教科書の各トピックの内容は何時も興味深く、日本に居るだけでは気づけない様な事や私が持ち得なかった価値観を沢山教えてくれました。そしてその時間だけが私に日本にいる感覚を忘れさせました。次第に私は実際に海外に行きこの目で見てみたい、日本語以外の言語でコミュケーションをとってみたい。そう思う様になり、受験を終えたら直ぐに留学へ行こうと決めました。

元々自然が好きだった事と、母がピーター・ジャクソン監督の「ホビット」が好きだっ事もあり私は直ぐにロケ地でもあったニュージーランドに語学留学に行きたいと思いました。

今思い返すと私の留学の夢は此処から始まった気がします。

始めにする事として

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私が本格的にニュージーランドの留学を決めたのは去年の12月の事でした。本当は去年の9月の時点で留学の話は両親と幾度もしていましたがやはり費用が高額の為、1度は私も諦めてしまいました。しかし自分の好きな邦楽バンドのライブに行った際、彼等の言葉に感化され絶対に留学しよう!と改めて思う事が出来ました。

それから私が最初にした事はエージェントと探しです。留学をするに当たって最も重要なのは留学斡旋会社と言っても過言ではありません。私が今お世話になっているエージェントの方はとても人当たりの良い方で、私がニュージーランドでトラブルを抱えた時は直ぐに電話で相談にのってくれました。今のエージェントを選ぶ決めてになったのは手数料の安さと、やはりエージェントさんの人柄でした。今現在国内には189社の留学斡旋会社があります。この中から自分に合ったエージェントを選ぶのは至難の技です。しかしクイーンズタウンで出会った方には全くエージェントを介さずワーホリに来ている方もいました。きっと人それぞれの留学があると思います。慎重に選ぶ事はとても大切ですがあまり気負わず決めて下さいね。

エージェントを決めた後は?

その後学校を選び、ビザ申請をしました。ビザ申請をする際に申請用のビザの質問状の記入と理由文(英語で執筆)の提出があり、その後健康診断、保険の加入、クレジットカードの発行とやる事は沢山ありました。

しかし私が最も苦戦したのは意外にも大学への休学手続きでした。私が大学へ戻った時、友人達と学年が1つ変わってしまう事が耐え難く何度も学務課の先生とお話をしましたが、最終的にそれも覚悟で1年の休学を決めました。

留学の費用は?

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留学に際して誰しもぶち当たる壁と言えばここなのではないでしょうか?

最近留学は随分身近な物になった様にも感じますが、これから支払う総額費用を知った時とても驚きました。

今回私のニュージーランドへのかかった費用を元に少しお話したいと思います。これから留学したいと考える人達にとって参考になれば幸いです。

まず、私はニュージーランドのクイーンズタウンに学生ビザで半年の留学を考えました。学生ビザの場合、ニュージーランドに出発する前に学校を決めなければいけません。私はクイーンズタウンのオコーネルモールの中にある学校に通っていますが、ここの授業料が24週間でNZ$8.360しました。正直な感想、とても高額だと思います。私は最初の6週間をホームステイで過ごす予定でいたので、6週間のホームステイ代NZ$1.560も追加で支払いました。

次に食費についてのお話をしたいと思います。基本ニュージーランドの物価は日本と同じくらいかそれより高い感覚でいて頂ければ良いと思います。スーパーによって値段は異なってきますがもし自炊をする必要がある場合はその事も頭に入れておいて下さい。

そして皆さんがニュージーランドに留学するさいに注意して頂きたい事はバス代と冬季サーチャージです。クイーンズタウンではコネクトバスでの移動が主流になると思います。このバス代が1番安い方法で1週間NZ$47になります。このバスについては次回詳しく紹介したいと思います!

次に冬季サーチャージについてですが、これは冬季にホームステイする方に気をつけて欲しい事です!サーチャージとは暖房代の事で、私は6週間のホームステイにサーチャージ代としてNZ$120支払いました。ちなみにこの冬季サーチャージを支払うよう国が決めた期間は6月1日から9月30の間です。ニュージーランドの電気代はとても高いそうです。

私は暖房器具が元々部屋についていましたが寒さに耐え切れずヒーターを個人で購入してしまいました。しかし電気代が高い為にそれを使う事を禁止されました。

というエピソードを持っているので是非電気代と寒さに関しては来る前に知っておいて欲しいです。


最終的に此処にビザを発行する際にかかった申請代、手数料、また海外旅行保険(6ヶ月間)、更に片道の航空券などを加え日本円にして100万近くを事前に支払いました。

学生がお財布からぽんと出せる金額ではありません。留学で得られる経験はプライスレスですが、蓋を開けてみれば間違いなくハイプライスです。私は今回の留学の為にアルバイトでコツコツ貯めてきましたが、全て自分で払う事は出来ませんでした。

今でもお金を出してくれた両親には感謝しています。また此処までくるまでに何度も挫けそうになった私を支えてくれた友人達に心から感謝しています。

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私は受験生の頃、自分が望めば留学の1つや2つ容易く叶うと思っていました。しかしいざ個人で留学するとなると、自分で手続きしなければいけない事の多さと留学に必要な費用を準備する事で、毎日手一杯になっていました。また同時に英語の学習も進めなければいけず休学していたのにも関わらず出発日前日までずっとバタバタしていました。

しかし今ニュージーランドにやってきて本当に良かったと思っています。それはこれからのコラムで少しずつお話していこうと思います。これからもよろしくお願いします!

マスキー
只今、大学を1年休学し語学留学の為ニュージーランドに来ました!
将来は色んな国に行き色んな人と関わりながら働きたいと思っています。
去年の8月にはカナダに1ヶ月滞在していましたが、今回は半年と長期滞在になります。
ここで学んだ事見た事を皆さんに届けられれば幸いです。