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オークランド空港の「シーニック」連絡通路

オークランド空港では、総工費数百万ドル規模の統合ターミナル建設プロジェクトが進行中だ。この建設に伴い、国内線と国際線を結ぶ全長950メートルの新たな連絡通路「グリーンライン」が本日開通した。通路には、ニュージーランド各地の美しい自然散策路を展示した大きなキャンバスパネルが設置されており、乗客はフライトの合間に15分ほどの散策を楽しむことができる。

通路には、あまり知られていない散策路も含め、36のDOC(自然保護局)のトラックが紹介されている。オークランド北部のゴート島ウォークウェイ、コロマンデルのカウアエラガ・カウリ・トレイル、ロード・オブ・ザ・リングのロケ地としても知られるマナワツ・ワンガヌイのタファイ・フォールズ・トラックなどが含まれる。

完成を2029年に予定し、現在35パーセント達成している空港の改修プロジェクトの次のフェーズに、本通路は欠かせない。

チーフオペレーションオフィサーのコール・スリッジ氏は、「以前の連絡通路は荷物を運ぶ利用者への配慮が欠けていました」と語る。

「連絡通路は、現在工事中のゾーンの周りに設置されており、旅行者も安全です」

通路は徒歩で10~15分。今後工事が進むにつれて、この通路も徐々に改修される。

同時に国際線と国内線を結ぶシャトルバスも毎日午前5時から午後11時まで、15分おきに利用できる。