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マオリの大学進学率低下

 マオリと南太平洋諸島出身者の大学進学率が急激に落ち込み、教育関連者の頭を悩ませている。

 マオリ及び南太平洋諸島出身者13年生の3分の1のみが、大学入学資格を得、前年と比較しても、大きく下がっている。

 ある教育関連財団のチーフ・エクゼキティブ、スーザン・ワレン氏は、「もともとマオリや南太平洋島国からの大学生徒数は十分でない。大学に行かない若い人たちは、将来的に高収入を得るため、よりよい仕事を得るための入口に入るチャンスを逃している」と事態を憂いている。

 しかし教育相のヘキア・パラタ氏は、大学に入学し学生ローンを借りてから、自分は大学に向いていないと気づく学生も多くおり、それよりも事態はまし、と反対意見を述べている。