ニュージーランド国内最南端といえる場所にある2ベッドルームが、半世紀ぶりにマーケットに出た。
スチュワート島オーバン、ラキウラ・ナショナル・パークに隣接する、海岸沿い89ヘクタールの土地にあるこの小さなコテージには、ボートと徒歩でしか行けない。オーバンから丘を歩いて越え、ボート乗場から約15分で行く最果ての地。電気、水洗トイレ、水道のようなインフラは全くないが、暖房と料理には昔風の鋳鉄ストーブが使える。3方を水に囲まれ、背後は自然保護局が管理するリザーブとなっている。
現在のオーナーの名前は公表されていないが、過去のスチュワート島住民で、現在は引っ越している。彼らの両親が亡くなり、この家を利用する機会が減ったため、売却することにしたとのこと。
この家の販売エージェントは、「ちょっぴり孤独を好み、ラフな環境を苦にせず、他のどこにもない隠れ家を探している人には最適」と売り込んでいる。
価格は不明だが、地元カウンセルの価値付けでは、NZ$500,000となっている。
すでに興味を示すバイヤーから数件コンタクトがあるという。