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ニュージーランドのクリスマスツリー Pōhutukawa サビ病感染へ

11月以降国内中に咲くニュージーランドのクリスマスツリーと呼ばれるPōhutukawaが今年は例年と比べ、赤い花の数が少ないのではという声が上がっている。

原因は、サビ病を発するMyrtle rustの影響。MPIでは今年5月以降国内でおよそ2000箇所でMyrtle rustを確認しており、そのうち2ケースがオークランド市内で発生。Kumeuの商業エリア内とSt Lukesの個人所有地内で感染した樹木は更なる感染被害を抑えるため除去されているが、国内136箇所のうちおよそ90%が、Ramarama かPōhutukawa に感染していることが分かっており、今夏にかけて感染が広がると見られている。

隣国オーストラリアではmyrtle rustにより絶滅に瀕している自生植物もあり、Myrtle rustの感染の疑いがある植物を見つけたらMPIへ通報するように呼びかけている。