オークランドのデビー・ムンロエさんは、7人の孫を持つおばあちゃん。彼女は4年に渡り、週3回南オークランドの路上生活者に食べ物を配っている。
ホームレスや貧困生活者の事情はますます悪くなっていると感じている。彼女がこの活動を始めた4年前、一晩で平均5人のホームレスを食べさせていたが、今やその数は35人にもなる。
食料は寄付され、ムンロエさんの家は出来上がった食べ物でいっぱいだ。
「人と出会って、その人を大好きになって助けたいと思う。その人が食事して笑うのを見たいと思うのです」とムンロエさん。
彼女はマヌレワの路上での生活が厳しいことをよくわかっている。
「何かを変えてゆかなくてはなりません。私は彼らに選挙に参加するよう力づけています」
地元の商店からホームレスを奨励するような行いは止めるよう言われたこともあるという。脅されたり、怒鳴られたり、数えきれないほどコミュニティーのミーティングに出席したりして、彼女も疲れている。
「でも諦めませんよ。たとえたった一人のホームレスのためでも、私たちは通りに出て食べ物を配り続けます」