教育関係者たちは、ニュージーランドの15歳の生徒の読解力、数学、科学での国際的な学力テストの結果に落胆している。

Programme for International Student Assessment(PISA)の始まった2000年以来、ニュージーランドの成績は最低となった。ただし他国の点数が下がったため、順位的には上がっている。ニュージーランドの成績は、科学が513点で11位、読解力が509点で10位、数学が495点で21位となっている。
政府は国のランキングが上がったことを受けて、得点の小さな低下は取るに足らないと、あまり問題視していない。しかしながらこれらの得点の結果は、PISAが開始された2000年以降、ニュージーランドでは最低点となっている。

特に科学での得点の低さに、NZ Association of Science Educatorsのクリス・ドゥーガン氏は、「この結果には非常にがっかりしています。科学は、近代社会において人々が使用するほぼすべての手段の基本となるもので、大変重要です」と落胆を表している。