ウエリントン在住の健康な男性が昨年12月24日に突然具合が悪くなり、その1週間後に意識不明となって緊急入院した。意識不明後には心拍停止、肺炎、肝臓や腎臓の機能低下、敗血症が起こり、しばらく昏睡状況が続いたときには妻や子供は父親の存命はほぼ諦めていたという。
この男性は レジオネラ症で、家の庭を手入れした際に使用した土壌potting mix and compostの中にいたレジオネラ菌が男性に感染したとみられている。
レジオネラ症は2日~2週間の潜伏期間後、高熱、頭痛、筋肉痛、悪寒などの症状が起こり、ひどくなると呼吸困難や意識障害などをお越し、死に至るケースもあるという。今年確認されただけでも29名が感染されており、ガーデニングをする人には、手袋とマスクの着用を呼びかけている。