オークランドカウンセルのイベントで、アニマルシェルターにいる行き場のない犬達がヴィクトリア・パークに集合。犬好きな人達と犬をマッチングする、人と犬バージョンのスピードデイトが催された。
カウンセルが運営する3つのシェルターから45頭の犬が集められ、人々はこれらの犬達と一緒に歩いたり、なでたり、触れたりすることができる。公園を訪れて犬たちと対面した人々は、「今はネコがいるけれど、犬を是非ほしい」、「最近可愛がっていた犬を亡くした」など立場はそれぞれだが、犬とのふれあいを楽しんだ。
昨年オークランドでは、9,300頭の犬がシェルター保護下に置かれ救出されたが、一方で3,961頭が処分されてもいる。
このイベントで犬を直接もらいうけることはできないが、シェルターの犬との養子縁組が増え、犬が新たな里親にもらわれてゆくことが、このイベントの目的だという。昨年11月に行われた同様のイベントでは、25頭の犬に対し、120件の里親希望申請があった。
シェルターの犬と潜在的なオーナーを会わせることで、ペットショップで高い血統書付きの犬を買わなくてもいいんだ、と認識してもらえたら、というのが主催者の願いである。