世界200カ国を対象にした調査で、ニュージーランドは世界で2番目に裕福な国にランキングされた。この調査を行ったのは、スイスに本社を置くファイナンシャル・サービス・プロバイダーThe Credit Suisse 社。ニュージーランドは、スイスに続いて第2位。
このレポートの中で、世界の富裕層1パーセントが、世界の富の50パーセントを所有していると報告されている。チューリッヒのCredit Suisse社に9年勤務し、現在はFirst New Zealand Capital社のリサーチ戦略を行っているグレッグ・フレミング氏は、「この結果を信じられないと思う人も多いだろうが、我が国はオーストラリアをわずかに凌いでいる」と語る。これは強い不動産価値に基づくところがあるという。
しかしライターのマックス・ラッシュブルック氏は、この調査の基となった数値は、不動産バブルを参照しているため、結果をそのまま鵜呑みにすべきではない、とオンラインで投稿している。