昨年海外からニュージーランドを訪れた人の人数は大幅に増加したが、コロナ以前の水準にはまだ及ばない。
ニュージーランド統計局の発表した数値によると、2022年12月から2023年11月の間にニュージーランドを訪れたした外国人は290万人に達する。これは同時期前年と比較すると183万人の増加となる。
とりわけオーストラリアからは、2022年には60万5,000人であったものが2023年は127万人と大きく増えている。
また11月ひと月の数値では、昨年11月には30万3,400人であったが、2022年の11月と比較すると7万700人の増加。
しかし2019年の37万2,100人と比較すると、大きく下回っていることがわかる。
入国者のうち38パーセントがオーストラリアから、13パーセントが米国から。
2019年に11パーセントであった中国は、2023年は7パーセントに留まっており、コロナ前の水準には至っていない。