衝突したクルマに乗っていた運転手は即死。救急隊員は、ワイカト病院に空輸されたが、病院で家族に見守られて亡くなった。
救急車に同乗していた看護師もワイカト病院に搬送されたが、容態は安定している。
事故の際、この救急車には患者は乗っていなかった。
ロトルアの救急ステーションではフェンスに黒いリボンが飾られ、亡くなった隊員を悼む儀式が行われた。
セント・ジョンのチーフ・エクゼクティブ、ダン・オッシュ氏は、「故人は27年間はオフィサーとして勤務して来ました。若くしてセント・ジョンのスタッフとなり、最初はコミュニティに奉仕し、1995年に救急サービスで働くようになり、55年間も勤めてきました」とその死を惜しんだ。
家族とセント・ジョンの意向により、故人の名は公開されない。