今年のアンザックデーの祝日を含む週末連休の交通事故死数は11件となった。
11人目となった最後の1人は、連休最終日の月曜日夜、ワイカトのナルアワヒアにて、電柱に衝突したクルマに乗っていた4人のうち1人。残りの3人は重軽傷を負い、病院に搬送された。
インバーカーギルでは、16歳から17歳の乗ったユートがコンクリートトラックに衝突し、ユートの全員が亡くなる痛ましい事故が起こり、コミュニティは悲しみに包まれている。
週末の数日間で11人もが命を落としたこと対し、警察のアシスタント・コミッショナー、ブルース・オブライエン氏は、深い悲しみと、そして同じ理由で繰り返し発生する交通事故が無くならない残念な気持ちを表している。
事故死の主な理由は、スピードの出しすぎ、麻薬や飲酒による無謀運転、スマホに気を取られての注意力欠如、シートベルトの非着用が挙げられる。
オブライエン氏は、これらの4つが改善すれば、ニュージーランドの交通事故事情は大きく変わると信じている。