ダニーデンで電気バスがトライアル導入される。
GBV Enviroline 35座席の電気バスは、最終的にはクライストチャーチで運行される予定だが、来月はトライアル運行でダニーデンの丘を上り下りする。
政府は2035年までに化石燃料で走るバスの運営を停止すると発表した。
オタゴ・カウンセルのアレクサ・フォービス氏は、より多くの人にこのバスに乗ってほしいと語る。
「オタゴでの炭素放出の47パーセントが交通からです。ですのでこの分野での数値を下げるためには、自家用車から公共交通機関への移行が最も有効でしょう」とフォービス氏。
電気バスはすでにオークランドとクライストチャーチで導入済みだが、ダニーデンの丘は、バスの能力を示すのにもってこいだ。
GBVのバイス・プレジデント マイク・パーカー氏は、「電気による運転システムは、ディーゼルのバスよりもはるかにトルクが大きく、丘を上ることにかけては優れています。そして丘を下りるときの減速、ブレーキ時にエネルギーを回収します。ですのでとても効率的なのです」と電気バスの有効性と将来の普及可能性について語る。