今月26日、Lees-Galloway移民大臣は、国外へ出る際に空港で記入する出国カードを11月以降無くすと発表した。出国カードの記入を無くすことにより、早くスムーズに出国手続きが可能となる。
1921年から出国カードの利用が始まって以来、今まで記入された出国カード数は計1億3200万枚とみられており、現在毎年使用される出国カードはおよそ650万枚という。
Meka Whaitiri Customs 大臣 によると 個人の出入国情報はシステム化されており、出国カードは現在主に統計を目的に使われているとのことだが、その統計も11月までには別の方法で正確な統計情報を得られるように進めていることから、今後出国カードは不要になるとのこと。
隣国オーストラリアは、昨年出国カードの扱いをやめていることから、ニュージーランドとオーストラリア間の旅行の際は今後出国カードの記載は一切する必要がなくなる。