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真冬を道路で暮らすホームレス対策は

ここ数日間で急激に寒さが増し真冬がやってきたオークランドだが、市内中心部の道路脇で寝泊り生活をするホームレスの数は減っていない。

市内中心部でアパート群が立ち並ぶHobsonストリート上にあるシティミッションの周囲が特にホームレスの数は多く、これは珍しいことではないという。先月、政府は国民全員が居住先を確保できるようNZ$100ミリオンドルを投じると発表。特に今年の冬にはホームレス達への一時的住宅確保に努めるとしたばかりだが、ホームレスの手助けに関わる人々からは、住居を求める人数が非常に多すぎることや、提供できる住宅数が限りあることから実質難しいという。

Ministry of Social Development (MSD)によると、住宅建設は日々行っており、4月以降540棟が国内で新築されているとのことで実際救済措置に向けて動いているのだが、Salvation Armyのソーシャルサービス長Pam Waugh氏は、生活困窮者は増加しており、住居に関しては、年間少なくとも2000棟の建設が必要という。