ニュージーランド教育省の調べで、国内の7分の1の学校では生徒数が半数に満たないことが分かった。中には受け入れ可能の10パーセントに満たない生徒数で運営している学校もある。
2017年3月時点で、国内2,430の国公立学校のうち330校、あるいは14パーセントが満員数の51パーセント以下しか生徒がいないという結果が出た。
これらの学校は、地方やへき地にある学校、または最近設立されたばかりで今後生徒の増加を見込んでいる学校なども含まれる。このような生徒のいない学校に関して地域別に見てみると、ノースランドが最も多く、そしてタラナキ、ファンガヌイ、マナワツにも多い。最も少ないのはカンタベリーであった。
地方やへき地から人口が減少していることに伴い、誤った場所にある学校数が多すぎることがこの原因とされている。学校の閉鎖や適切な統合といった対応策が新政府に望まれる。