ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

モア狩り跡を採掘で建設会社が罰金

建設会社2社が、クライストチャーチのマオリのモア狩り跡地を破損したとして、数万ドルの罰金刑となった。

Arrow International社とMike Greer Homes社は、2013年中ごろクライストチャーチのレッドクリフスにおいて、歴史的な跡地を破壊したと有罪判決を受けた。

クライストチャーチ裁判所は、Mike Greer Homes社に対し、1万ドルをHeritage New Zealandに支払うと供に、オタゴ大学の考古学奨学金に12万5,000ドルを提供することを申し渡した。

Arrow International社は、同じくオタゴ大学への寄付金12万5,000ドルを含む6万1,000ドルを支払う。

Heritage New Zealandの考古学者パム・ベイン氏は、この処置には深いメッセージが含まれる、と話す。

「考古学的な跡地は法律の下に保護されています。跡地を開発したい人々には事前にHeritage New Zealandに申し出て欲しいのです。企業のプロジェクトに支障がでないように、私達も協力します」

共同して作業を進めるためのチームがあり、いつもよい結果を出しているとのこと。