大変ご無沙汰しておりました。前回の更新から5ヶ月も経ってしまったんですね。今年も残りあと1ヶ月。遅まきながらどんどん更新してご無沙汰分の穴埋めをしていきたいと思います。
私事ですが、この間、保険・金融関係のセミナーに出たり、試験を受けたり、資格を取ったりと、久々にノートとテキストを抱えて勉強していました。保険業界も他業界同様、コンプライアンスが厳しくなる一方で、最新の情報をインプットしていくだけでもかなりの量になります。
こうした傾向は保険という形のない商品を少しでもガラス張りにし、お客様に安心して加入・継続・請求・解約していただくための業界を挙げての努力だと思います。かたちのないサービスに長期にわたってお金を払うのですから、ぜひどなたにも納得の上で加入していただきたいと思います。しっかり勉強して、扱い商品もずっと増えましたので、保険加入でご不明な点はぜひお問い合わせください。
さて、本題の「保険と人生」。なんだか大仰なタイトルですが、一連のセミナーや業界経験の長い人たちの話を聞けば聞くほど、保険は個人の人生にぴったりと寄り添うものなのだ、と思いました。あえて物に例えれば、家や車でしょうか。若くて独身のときはバイクに乗ってアパート暮らしで事が足ります。ところが、結婚したりパートナーと暮らし始めるとと、バイクが車になったり、ワンルームが2部屋物件に変わったり、責任も持ち物もずっと増えてきます。
それに子どもが加われば、車がワゴン車になったり、家が庭付き一戸建てになったりと、さらにライフスタイルが変わってきます。しかし、子どもたちが巣立って行けば、また夫婦2人になり手入れの簡単な小さな家や、燃費のいい小型車に切り替える場合もあります。そしていつかはパートナーに先立たれ1人暮らしに戻り、介護付きのマンションや老人ホームに入ったり、車を諦めたりするときも来るわけです。
このように車や家がライフステージに合わせて変わっていくように、保険もまた人生の節目に合わせて変えていくものなのです。1人暮らしのときに自分の死後に保険金がおりる生命保険はまず必要ないでしょう。しかし、結婚してマイホームを買ったとなれば話は別です。2人で力を合わせてローンを返済しているときに、どちらかに何かがあれば返済に行き詰まり生活は一変してしまいます。この場合、収入保障保険や生命保険はぜひ必要かと思います。また、子供が学校を出るまでの期間、保障をさらに手厚くすればより安心でしょう。その場合、子供が社会人になった時には手厚くした分を解約し、夫婦2人で必要な分に減額することもできます。
必要な時に増やし、必要がなくなれば負担を軽くするために減らす。この点では保険も家や車と同じなのです。日本からいらしたばかりのお客様と話していると、「会社や親戚の付き合いで」などと、たくさんの保険に入っていた方が多いのですが、ここではぜひご自身やご家族にとってそのときどきで本当に必要なものを選び、万が一のときに心強くいられるものにご加入ください。保険は人生の大事なパートナーです。
次回はあるお客様の生の声をお伝えしましょう。
高橋靖宏【たかはし・やすひろ】
Financial Adviser (FSP68982)
アクセレレイト・コンサルティング社所属。海外進出企業の医療及びセキュリティ・リスク・マネジメントのスペシャリストとして、海外で長らくアシスタンス会社に勤務。NZで初の日本人公認ファイナンシャル・アドバイザーとして、生命保険、医療保険、損害保険など各種保険商品とキウイセーバーを日本語でご提供しています。
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