ニュージーランド政府は、2026年4月1日から最低時給を現在の $23.50 から 2% 引き上げて $23.95/時間 にすると発表しました。
最低時給の見直しは法律で毎年行われるもので、労働者保護とビジネス負担のバランスを取るための措置です。政府はこの引き上げで約 122,500 人 の労働者が恩恵を受けるとしています。
最低時給より低い“新人向け”や“訓練中の賃金”も、新基準の 80%($19.16)に調整されます。
政府は「物価上昇にある程度対応しながらも、企業のコストに過度な負担をかけないバランスの取れた増額」と説明していますが、労働党やグリーン党など野党はこの増額を「不十分」「インフレに追いついていない」と批判しています。
