社会開発省が開催したオークランドのジョブフェアでは、2,000件以上の仕事が紹介されている。
多くの企業は人手不足で、登録した800人の参加者に大きな興味を抱いている。
ヘルスケア、建設、ホスピタリティ、そして肉体労働など、マウント・スマートスタジアムに集まった求職者には、まるで無限の選択肢があるかのようだ。
バーチャルリアリティーセクションでは、様々な仕事のデジタル体験ができる。喉から手が出るほどスタッフを求めている企業側は、あらゆる手段を用いて、求職者の目を引こうとしている表れといえるだろう。
主催のビジネスサポートマネージャー、ジョアンナ・オコナー氏は、「最終的な目標は、ニュージーランド人の自立です。就労は、自立のための最善の道でしょう」と語る。
彼女は、パンデミックによる採用の難しさは峠を越したと考えている。
「求職者の不安を払拭し、ベストなキャリアを築く手助けを喜んで行う心づもりです」とFulton Hogan社のジェス・ロー氏。
求職者のためのイベントだったが、企業の採用担当もスタッフ不足対応に必死で取り組んでいる。