ファンガレイで行われた自動車レースのイベントで、コーナーでスピンしたレースカーが見物人との境界フェンスに激突し、母娘が軽い怪我をした。

アニータ・ロシターさんは17歳の娘と、ノースランドMEGAストリート・スプリンツを楽しんでいた。

「プラスチックのフェンスと牧草ベイルでバリアが築かれていましたが、特に問題は感じませんでした」

レースを楽しみ、もう1回観たら帰ろうと思った矢先、1台の車が牧草ベイルに追突し、プラスチックのフェンスがロシターさん母娘を押しやった。

「コルベッツがコーナーをドリフトしてきて、『これはちょっと近いな』と思ったら、次の瞬間にはもう地面に倒れていました」

周囲の人々に助けられ、レース場の医療従事者から検査を受けた後、2人は家で安静にするように言われた。

その後ロシターさんは腕を骨折していることがわかった。

「娘にはひどいあざができています。でも場合によれば、事態はもっと悪かったかもしれません。私たちはラッキーだったというべきでしょう」とロシターさん。

イベントのまとめ役、ジェイコブ・サイモンセン氏は、「現在は報告書が上がってくるのを待っていますが、もちろん詳しい調査を行います。事故を最小限に止めるために、観客の位置をもっと下げて、フェンスに寄りかかれないようにすることも検討します」とコメントした。