ルアペフ山登頂中に悪天候で道に迷った遭難者2名が無事救助された。
救助されたカップルは、午前8時30分にイウィカウ・ビレッジの駐車場からクレーターに向けて出発し、正午には到着することを予定していた。
しかしながら霧と豪雨のため道に迷い、数時間後には警察に電話で連絡している。
ルアペフ・アルペン・レスキューにより、霧が晴れた午後11時ごろに2人は発見された。
レスキュー隊を率いたマーク・ボルテン警部は、「2人は天気が良い日に数時間歩く程度の準備しかしておらず、土砂降りの中19時間を歩くにはふさわしくなかった」と語った。
「山での悪天候は本当にひどいものです。救助隊の誰かが言っていましたが、まるで雨で顔を平手打ちされているように感じるくらいでした」
2人が発見されたとき、彼らは全身びしょ濡れで疲労困憊の状態であったため、救助隊が文字通り手足を取って時間をかけてゆっくりと下山しなくてはならなかった。
ボルテン警部は、「引き返す決断は決して早すぎるということはありません」とすべての登山者に対し警告している。