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語学学校には行くべき?

『NZ気ままなホリデー生活〜3家族とのホームステイから得た人との繋がり〜』の記事一覧へ

今回は私が語学学校に実際に通ってみて感じたメリット、そして語学学校を選ぶ際のポイントについてお伝えしたいと思います!

 

語学学校には行くべき?

きっとワーホリを考える際、語学学校に行くべきか悩まれる方も多いのではないでしょうか。

ネットでどんな感じなのか調べてみると、”英語上達のためには現地で働いた方がいい” ”ネイティブと話せるわけではないから必要ない”などかなり否定的な意見もよく見かけると思います。それをみて実際に必要なのか私自身も悩みました。

私のワーホリの大きな目的は”英語上達” ”海外での生活を経験する”だったので、半年間語学学校に通う選択をしました。

語学学校に行くかどうかは自身の性格と相談するべし

さて、私が実際に半年間語学学校に通って思ったメリットとデメリットについてお話をしたいと思います。

前情報としてですが、ワーキングホリデービザで語学学校に通える最長期間は行く国によって定められています。NZは半年間が最長になります。

見出しで性格と相談と書きましたが、これについてお話しすると、私は語学学校に行った方が良いかはワーホリに行く目的と自身の性格で決めるのが一番だと思っています。

私は日本出国までに英会話の練習を十分にすることができず(仕事が忙しいという理由でサボった結果です…)、英語を話すこと自体にかなり抵抗と恥ずかしさがある状態で渡航しました。

基本クラスメイトとペアやグループになって意見交換をするという形で授業が進んでいくのですが、初めは間違えることへの恥ずかしさや焦りでとにかく思っている何十倍も話すことができずかなり大変な思いをしました。

恐らく私と同じような状態で渡航する方は多いのではないでしょうか?英語を話すことに抵抗がある状態で仕事を探すためにCVを配る、フラットなどの住居の見学にいくアポイントメントを取るなどするのはかなり心身ともに負担がかかるかと思います。(何せ初めてで分からないことだらけなので聞くしかない)

語学学校に通うことで、自分と似た境遇のクラスメイトたちと英語を話していく中で”英語を話すことへの抵抗”は確実に無くすことができると思います。

そして私は自分からはじめましての方に話しかけることがかなり苦手なタイプで、友だちを作るという観点でも語学学校に行こうと決断しました。クラスという所属できるところがあることで、必ず人との関わりが持てますし、言葉通り一生物の友人ができました。

自分から新しい出会いの場を見つけてどんどん参加できるタイプの方はそこから友だちを作ることももちろんできると思います。もし私のようにそういった場に自分から出向くことが苦手な方は語学学校に通うことをお勧めしたいです。

語学学校に行くメリット

では実際に通ってみて良かった点についてご紹介していきます。

多国籍な友だちができる

これはもう言わずもがなですが、様々な国出身の友だちができるきっかけになりました。

語学学校に通っている生徒の国籍の内訳ですが

日本、タイ

韓国、ブラジル、コロンビア、サウジアラビア

フランス、イタリア、ドイツ、台湾、中国、ラオス、メキシコ

の順に生徒が多かったです。南アメリカの方たちがNZに留学に来るというイメージが私は日本にいた頃全くなかったので驚きました。

そしてクラスメイトだけでなく、先生との距離も近くいつでも色々なことが相談できるのがとても心強かったです。

卒業した今でも色々な先生が気にかけてくれていて、たまに近況報告をしたり、仕事が決まったことをInstagramで報告した時にもすぐにメッセージをくれました。

たくさんのコネクションができる

これは様々なサイトでよく見かけるメリットではないでしょうか。実際に語学学校でできた友だちから仕事を紹介してもらう、フラットを紹介してもらうなどたくさんのツテを作ることができます。

私も日本人の友だちから車を安価で譲ってもらいました。

そして同じ日本から来た友だちと様々な情報交換ができることも大きなメリットだと思います。

また、語学学校の先生間で従業員を募集しているところの情報が共有されるようで、担任の先生から「仕事探してたよね?今ここ募集してるよ!」と連絡をもらうこともありました。

様々な場所に行くきっかけができる

語学学校は旅行会社と提携していることが多く、私の学校も学生割引料金で参加できる各地のツアーの情報が常に手に入る状態でした。

クラスの友だちと行ってみようと気軽に計画できるのがとても良かったです。また授業の後に行われるアクティビティも豊富で、美術館や動物園、公園に行ったりビリヤードやボードゲームカフェに行ったりなど色々な場所に行くきっかけをたくさん得ることができました!

色々な人の話を聞くことができる

これは私が語学学校で得た一番大きいものだったといっても過言ではありません。私は元々語学学校というと、英語を基礎から勉強したい人が集まる場所だと思っていたのですが、実際に入学してみると年齢層も様々で私からするとすでに英語ペラペラじゃん…という方もたくさんいました。

「仕事で長期の休暇取ってって言われたから英語の勉強でもしようと思って2ヶ月だけきたんだ〜」という方や、「海外で母国語を教える教師をしてて、次の仕事のアプライまでに少し間があったから英語のレベルアップと経験のために3ヶ月来たの」という方も。

それぞれの国での貴重な経験や仕事の話を聞くことができたり、そんな生き方もあるのかと刺激をもらうことも多かったです。日本人で大学生で来てる子たちもかなり刺激を受けていたように思います。

語学学校を選択する上でのデメリット

費用

デメリットとして一番大きいのは費用の問題かと思います。お世辞にも安くはない授業料。長期間通うほど割安にはなっていますが、払うのに勇気がいる値段でした。

個人的には払う価値があったと思っていますが、ワーホリに来る上でなるべく費用を抑えたいという方は行かない選択もありだと思います。

拘束時間

語学学校に行くと毎日9時〜1時頃、または9時〜3時半頃まで授業を受けることになります。時間は選ぶ学校とコースによって変わってきますが、なるべくたくさん働きたいという場合には、働ける時間が限られてくるので語学学校の拘束時間はデメリットになるかと思います。

私の友人は午前中のみのコースにして、午後は働くという子も多かったです。

語学学校をどうやって選ぶ?

私は利用したエージェントの方に相談に乗っていただき、自分の住むところなどの条件から3つほど語学学校を紹介していただきました。

そして生徒数などの規模感、雰囲気、日本人のスタッフの有無を中心に話し合いを進めました。私は大規模なところよりもアットホームな雰囲気の比較的小規模なところが良いこと、日本人スタッフの有無はどちらでも構わないことを伝え、3つの中から一番あっていそうなところに決定しました。

入学の時期によってはキャンペーンで授業料がかなり安くなっていることもあるのでそこも確認すると良いかと思います。

大規模な学校に通っていた友だちからは、学生が一気に増えた時に(特定の時期に一つの国からグループでまとまってたくさんの学生が入学してくることがあります)別の場所にオフィスを臨時で借りてそこに移動して授業を受けなければいけなかったと言う話を聞いたこともあります。

大規模だからこその良さもあれば、不便さもありますし、逆も然りかと思いますが、自分の望む雰囲気に合わせて選ぶのが良いかと思います^^

まとめ

今回は語学学校に行って良かった点や感じたデメリットについてお伝えしました。

次回は語学学校の友だちとお出かけするのにぴったりなスポットについてお伝えできればと思っています。

今年度も半分以上が経過した今、ワーホリに行くことを考えている方たちの後押しになることを願っています^^

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shi6v6
元幼稚園教諭。7年働き良くも悪くも慣れたことに気づき退職。経験したかった海外生活を実現するためにワーホリへ。
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