2023年1月からDecileは廃止になりました。

その代わりにEquity indexというものが出来ましたが、「It is important to note that neither Deciles nor the EQI are measures of school quality. Rather, they are ways for us to understand the relationship between socio-economic barriers and student achievement.」と言うことです。

https://www.education.govt.nz/school/funding-and-financials/resourcing/operational-funding/school-decile-ratings/

実態はランク分けのようなものであることを否定はしませんが、10の学校ほど偏差値が高い、ということではありません。親の収入が高い=学校に投入される補助金の額が減る、親の金銭的負担が増える、というように理解しています。

ただやはり貧しい地域は治安が悪いという傾向はあるので、一定の目安にはなると思います。

decile が高い学校には、安定した所得がある家庭からの生徒が多いということから、教育にそれなりにお金をかけられる家庭や教育熱心な家庭が多いだろうと、一般に解釈されることとなり、結果としてdecile が高い学校は学力も高めと考える風潮もあったと思います。
そうしたことが学校間、地域間、人種間での軋轢を生じることにもなり問題となっていました。

https://en.wikipedia.org/wiki/Socioeconomic_decile

ちょっと前に廃止されましたね。現在は違う方法ですね。
前の方がおっしゃる通りdecileの高い学校の区域（貧しくない区域）は治安はいい方ですね。道を歩いたら家・エリアの雰囲気が違います。