リオ・オリンピックの棒高跳びで銅メダルを取ったイライザ・マッカートニーは、30日朝4時30分にオークランドに到着すると、その数時間後には、ノースショアのベルモント・インターメディエイト(旧ノースショアスクール)のステージに立っていた。
嵐のような歓迎を受けながら、銅メダルを胸に、マッカートニーは学校のホールに入場した。リオ五輪の前、数ヵ月前までは全く予想しなかった出来事だ。
「私がニュージーランドを出発した時と今とでは、ちょっと違っています。たくさんの人からのサポートがとてもうれしいです」とマッカートニー。
メダルに触ったり、彼女と写真を撮りたい生徒たちにもみくちゃにされたが、彼女は気にならないようだった。ベルモント・インターメディエイトのニック・ヒル校長は、「デボンポートで育ったイライザが、国民的英雄になるとは非常にうれしいことです」と喜びを語る。
今後について彼女は、「自分はまだピークに達していません。改善するところ、学ぶことがまだまだ多く、練習を続けてゆきます。最終的にメダルを目指すのは2020年の東京オリンピックです」と意気込みを語る。数週間後に早朝練習と通常のトレーニングに復帰するという。