政府は、食料品の値上げに対応するため、スーパーの競争を増やす新たな取り組みを発表しました。
現在、WoolworthsとFoodstuffsの2社で市場の8割以上を占めており、価格が高止まりしているとされています。ウィリス経済成長相は、新たなスーパーを参入させるために、どんな条件が必要か事業者に意見を求めることにしました。
また、今の2社を分割する可能性も含め、専門家からアドバイスを受けるとしています。
政府が直接スーパーを運営することは否定しましたが、今の状況を変える強い意思を示しています。これに対し、野党からは「対応が遅い」との批判も出ていますが、関連団体からは期待の声もあります。値下げが実現するかどうかは、今後の議論と対応次第です。