ニュージーランド全土で、バスに自転車ラックの使用が無期限で禁止されることが発表されました。これは、運輸庁(NZTA)が一部のバスモデルで自転車ラックがヘッドライトを部分的に遮る可能性があると警告したことに端を発しています。
最初、夜間のみの使用制限が導入され、地域ごとに利用時間が調整されていましたが、数日前、バスとコーチ協会(BCA)は全面禁止を決定しました。オークランドの公共交通機関は、折りたたみ式自転車のみ許可されるため、この影響はありません。
BCAのデルーニー・マイヤーズCEOは、NZTAの警告が突然で驚いたと述べ、日中の利用も違法とする法的見解を得たと説明しています。一方、NZTA側は夜間のみ適用されるとしており、法的な意見に食い違いが見られます。
この問題について、カンタベリー地方議会はBCAの立場を支持しており、法的な裏付けがない限りラック使用の禁止を維持するとしています。