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第一次産業の労働者も都市が職場に

昨年ニュージーランドの第一次産業は、380億ドルの商品輸出を記録した。商品は、牛乳、粉ミルク、牛肉、木材、キウイフルーツ、シーフードを含む。

政府は2025年までに第一次産業輸出を、この2倍の640億ドルにすることを目標としているが、これを達成するには5万人の労働者が必要と概算している。

第一次産業省のネイサン・ガイ相は、将来的にはより優れた資格保持者の労働力が必要になる、と解説する。

「さらに洗練されていなくてはならない。必要な5万人のうち約半数の2万6,000人を魅了するには、高等教育から得る資格を必要とする職業でなくてはならない。そうすれば聡明な若者を雇用できる」

新しくできるポストは、農場ではなく都市部で働ける仕事。第一次産業を支えるためには、サービスの成長が必須である、と語る。

「エンジニアリング、IT、サポートサービスなどの分野の充実が必要で、これらの部門で働く労働者は、オークランドのクィーンストリートやウェリントンのランプトン・キーなどで働く」